安心して空の旅を:急に体調を崩したとき、または持病がある場合
慎重に計画して心待ちにしていた旅が近づいてきたというのに、風邪の気配を感じ始めた、そんなときはどうしたらいいでしょうか。お客様とスタッフの健康と安全を守ることが、私たちの最優先事項です。ご搭乗前も、そしてフライト中も、皆さまが安心してお過ごしいただけるよう努めています。フライトの前に体調を崩した場合や、医療機器をご使用の方、または持病のある方は、以下をご確認ください。
旅行の予約は完了しており、荷造りもすでに終わっているのに、鼻水、喉のかゆみ、体のだるさなど、風邪の兆しがある場合など、体調がすぐれない状態でのご旅行はリスクを伴うため、おすすめできません。突然の体調不良は予測できませんが、FlexまたはClassicの航空券をお選びいただくことで、思わぬ事態にも柔軟に備えることができます。Flex航空券は、全額払い戻し可能で旅行日の変更ができる最も柔軟な航空券です。また、Classic航空券は旅行日の変更オプションが付いています。
航空券の種類がClassic、Light、またはSuperlightの場合、フライトのご予約時にフィンエアーキャンセル補償をご購入いただくこともできます。これは、お客様ご自身またはご家族が急に病気や怪我でご旅行ができなくなった場合に、フライトをキャンセルし、全額払い戻しを申請できる安心と柔軟性をご提供する追加サービスです。
すべてのご旅行において、旅行保険へのご加入をおすすめいたします。思いがけない変化への備えとなり、安心して旅を楽しむことができます。なお、保険の種類や補償内容には違いがありますので、ご契約前に必ず補償範囲をご確認ください。
安全と快適さが私たちの最優先事項です
お客様と従業員の安全と健康は、常にフィンエアーの最優先事項です。新型コロナウイルスの流行時にはその取り組みをさらに強化し、現在は航空旅行が本格的に再開するなかでも、引き続きお客様と従業員の完全を確保できるよう、万全の体制を整えています。
フィンエアーは、清掃プログラムに基づき、地上駐機中に機内の清掃と消毒を毎日複数回徹底して行っています。また、頻繁に触れられる箇所については、特に入念に消毒を実施しています。
お客様の渡航先または出発国の当局が特に要求する場合を除き、フィンエアー便ではマスクの着用は不要です。ご旅行前に、出発地および目的地のマスク着用要件をご確認ください。
体調がすぐれない場合は、ご旅行をお控えください
風邪は感染症の一種です。体調が悪い状態でのご搭乗は、気圧による体への影響などのリスクがあるため、おすすめできません。特に、呼吸器系の感染症の症状がある場合はご旅行をお控えください。一般的に、航空会社では感染症の疑いがある方のご搭乗をお受けできません。また、症状が強いお客様はご搭乗いただけない場合があります。飛行機での移動は身体に負担がかかるため、安全にご旅行いただくには体調が良好である必要があります。すべてのお客様が安心して空の旅を楽しめるよう、搭乗前にはスタッフが体調の状態を確認させていただく場合があります。
「航空機での移動中に風邪をひいていると、中耳や副鼻腔に気圧による損傷が生じるおそれがあります。軽度の場合は、耳が詰まったような感覚や軽い痛みを感じる程度ですが、重度になると強い痛みやめまいを引き起こし、内耳を損傷するおそれもあります。副鼻腔に気圧による損傷が起きると、額や目の周囲、頬に強い痛みが生じるほか、さまざまな粘膜損傷を引き起こすことがあります」と、フィンエアー医療ディレクターのキンモ・ケトラ医師は説明します。
風邪の症状は旅行中に悪化することもあり、その結果、帰路の便が大幅に遅れる可能性もあります。出発前に症状が出ていた場合、旅行保険では治療が必要となる病気が補償対象外となることがありますので、あらかじめご注意ください。
病気でフライトに搭乗できなくなった場合は、[予約の管理]のページでご予約をキャンセルしてください。払い戻し可能な航空券の種類を購入された場合は、「予約の管理」から払い戻しを請求できます。それ以外の場合は、保険会社にご連絡のうえ、補償の申請を行ってください。
医学的症状のあるお客様のご搭乗
既知の健康状態を有するお客様は、ほぼ問題なくフライトをご利用いただけます。ただし、場合によっては特別な配慮が必要となることがあり、その際は医療クリアランスをお願いすることがあります。
持病がありスペシャルアシスタンスを必要とされるお客様は、十分な時間的余裕をもって、所定のフォームをご提出いただくか、フィンエアーのカスタマーケアまでご連絡ください。そうしていただくことで、ご旅行中に必要な予防措置が講じられ、お客様の安全と快適性を確保することができます。
機内での医療機器のご使用について
航空券に含まれている機内持込手荷物規則に加え、携帯用酸素濃縮器(POC)、無呼吸症用呼吸補助装置(CPAP)、ステッキや松葉杖など、お客様に必要な介護機器や移動補助器具は機内にお持ち込みいただけます。ただし、この許容措置は補助器具のみを対象としており、追加手荷物には適用できないことにご留意ください。
ご搭乗中に医療機器の使用が必要なお客様は、前もってこのフォームにご記入の上、ご出発の48時間前までにお知らせください。それ以外の場合は、事前のご連絡は不要です。
ご不明な点がございましたら、フィンエアーまでお問い合わせください。さらなるサポートが必要な場合は、カスタマーケアまでお問い合わせください。