フィンエアーでのペットの取り扱い | フィンエアー

フィンエアー便のペット輸送

ペットを同伴するご旅行ですか? ペットを同伴するご旅行が一層円滑に進むよう、その準備に必要な全情報をまとめました。

ペットを連れて目的地まで行くことはできますか?

以下のペットは、要件を満たしている場合、機内にお持ち込みいただけます。

  • 猫および犬は、EU加盟・非加盟国出発便の機内または貨物室で輸送できます。
  • ペットのウサギ、カメ、ハリネズミは、EU加盟国出発便に限り、航空機の機内または貨物室で輸送できます。
  • フェレットは、EU加盟・非加盟国出発便の貨物室で輸送できます。

その他の動物種はすべて機内持ち込みが禁止されています。貨物扱いとしてのみ輸送可能です。

ペットを同伴するご旅行については、国により規定が異なります。特定の動物や品種は、一部の国で入国制限が適用される場合があります。各渡航先の規定および必要な書類については、お近くの領事館や大使館に確認されることをお勧めします。

目的地または経由地となる一部の国では、ペットは貨物としてのみ輸送が可能です。つまりペットとご一緒にご搭乗いただくことはできません。上記に該当する国は、英国、香港、アイルランド、アラブ首長国連邦、オーストラリアなどです。

渡航先へのペット持ち込み要件の確認および必要書類の準備については、お客様の責任において行ってください。航空会社では、前述の確認を行う責任を負いません。

ペット同伴旅行の選択肢

客室に持ち込むペット

小型のペット(猫、小型犬、ペットのウサギ、カメ、ハリネズミ*)については、ペットとペット用キャリーの合計重量が以下の場合、客室への持ち込みが可能です。

  • 最大8kg
  • キャリーは、前の座席の下に収まるサイズでなければなりません。

補助犬および介助犬は、その大きさにかかわらず、全便無料で客室に同伴することができます。補助犬を同伴するご搭乗に関する詳細

客室に持ち込むペットに関する詳細

*ウサギ、カメ、ハリネズミは、EUからの出発便の機内でのみ許容されます。

航空機の貨物室に積み込むペット

大型犬とフェレットについては、ペットとペット用キャリーの合計重量が以下の場合、ご搭乗便の貨物室でお預かりして輸送することができます。 

  • 最大75kg(フィンエアー運航便の場合) 
  • 最大50kg(Norra運航便の場合)

貨物室に積み込むペットに関する詳細

貨物扱いのペット

ペットとコンテナの合計重量が以下の場合、ペットは貨物として別に輸送する必要があります。 

  • 75kg超(フィンエアー運航便の場合) 
  • 50kg超(Norra運航便の場合) 

以下の場合は貨物輸送のみとなります。

  • 犬、猫、ペットのウサギ、カメ、ハリネズミ、フェレット以外の動物の輸送 
  • EU加盟国外からの輸送(犬、猫、フェレットを除く)
  • 特定の国への到着/経由便による輸送 
  • 飼い主が同伴しない動物およびEU加盟国外から第三者によって持ち込まれる動物の輸送  

輸送のご予約については、運送会社にお問い合わせください。 

ペットの貨物輸送に関する詳細 

客室で輸送するペット

客室へのペットの持ち込みを伴うフライトの予約

  • ご旅程は、時間的に余裕のある段階で事前に予約されることをお勧めいたします。 
  • 小型ペットの場合は、フライトのオンライン予約時にペット輸送サービスをお買い求めいただけます。フライトに空きがある場合、トラベルサポートのページで「客室持ち込みペット」を選択してください。 
  • すでにフライトをご予約済みで、ペットの持ち込みをご希望の場合は、オンラインで予約の管理からご予約にペットを追加し、料金をお支払いいただけます。 
  • ヨーロッパ内の短距離便でビジネスクラスをご利用の場合は、カスタマーサービスまでご連絡いただき、ペットの輸送を追加してください。 
  • 長距離便のビジネスクラスにご搭乗のお客様は、シート下に充分なのスペースが確保できないため、ペットの持ち込みはできません。予めご了承ください。 
  • ペットキャリーの上限は、お客様1人あたり1個です。通常の場合、客室内にペットを持ち込める人数は、各便2名様です。ただし、航空機の機種、目的地の天候、またはご搭乗便でアレルギー体質のお客様がいる場合には、お受け入れペット数を制限する場合があります。 
  • ペット同伴旅行につきましては、各航空会社が異なる方針を取っている点にご注意ください。他の航空会社の運航便が航空券に含まれている場合は、運航各社がそのセクターでペット予約を確認する必要があるため、その航空会社のポリシーも併せてご確認ください。 
フライト予約ペットを予約に追加する
  • IATA認証を受けたペット用キャリーまたはボックスで、底面がしっかりしており換気できるものをお選びください。ペット用のソフトキャリーは、防水性があり、前面に通気性のあるメッシュが付いているものをお使いください。他のタイプのソフトバッグはペットの輸送に使用できない場合があります。 
  • バッグを閉じた状態でも、ペットが余裕を持って立ち上がったり、横になったりできるものでなければなりません。また、チェックイン時での検査で、ペット用キャリーのサイズが小さ過ぎると見なした場合は、ペットの搭乗をお断りしますのでご注意ください。 
  • 犬、猫、ウサギの場合、ペット用のソフトキャリーは前の座席下スペースに収納できるだけの柔軟性があるため、輸送に最適です。 
  • 合計重量が8kgを超えない限り、1つのペット用キャリーまたはボックスで、最大2匹まで輸送することが可能です。 


ペット用キャリーの最大サイズ(長さx幅x高さ)

フィンエアー運航便

Norra 運航便

ペット用のソフトキャリー

55x40x23cm

55x40x20cm

ペット用のハードキャリー

35x30x20cm

35x30x20cm

  • ペットは、専用のキャリーまたはボックスに入れ、お客様の前方座席下に置いてください。出発ゲートを離れてから目的地の到着ターミナルに到着するまでの間は、ペットをキャリーまたはボックスの中から出すことはできません。 
  • ペットを機内にお連れになるお客様も、通常どおり、搭乗券に記載されているグループごとにご搭乗いただきます。 
  • 飛行機で移動するペットは興奮状態になる場合があります。ペットの餌や水は、フライト前に十分な時間的余裕を持って与えてください。ただし、飛行機酔いをする動物もいるため、フライト直前に餌を与えることはお勧めできません。念のため、ペット用のおむつを用意しておくのもよいでしょう。ほとんどのペットは機内で眠り込みます。いつも使っているブランケットを入れておくと、ペットの不安が和らぎます。 
  • 通常の場合、ペットをお連れになるお客様の座席は機内後方となります。 
  • ペットをお連れのご旅行については、オンラインによるチェックイン、空港の自動チェックイン機またはチェックインデスクをご利用いただけます。 
  • オンラインまたは自動チェックイン機をご利用の場合でも、空港のチェックインデスクに立ち寄って搭乗券をお受け取りいただく必要があります。 
  • チェックインデスクにお立ち寄りの際に、ペットの重量を測り、ペットのキャリアまたはボックスがIATA(国際航空運送協会)の要件を満たしていること、また、ペットを収容するのに十分な大きさであることを確認します。また、ペット用パスポート、輸出入/移転許可証、健康証明書、予防接種証明書など、必要なすべての書類も確認します。 
  • チェックインを終え、搭乗券をお受け取りいただいた後、ペットを同伴してセキュリティチェックを通過できます。 

航空機の貨物室で輸送するペット

貨物室へのペットの積み込みを伴うフライトの予約

  • ご旅程は、時間的に余裕のある段階で事前に予約されることをお勧めいたします。 
  • ご搭乗日の7日前までにオンラインでご予約いただき、それから遅くとも24時間以内に、チャットサービスを使ってペットについてお知らせください。ペット用キャリアの寸法、およびペットとキャリアの合計重量情報をお手元にご用意ください。また、チャットから支払い用リンクも送信いたします。 
  • ペット輸送予約の確定通知につきましては、ご予約日から2日以内にお送りするよう最善を尽くしております。米国発着便を利用して貨物室でペットを輸送する場合は、ご出発日の2週間前までに予約確定をご通知するように努めております。ご希望のフライトでペットをお預かりできない場合は、航空券の払い戻しを受けられます。  
  • ペットを貨物室で輸送する場合、フライト間の移動時間は少なくとも3時間必要です。ご予約の際は、この点にご注意ください。 
  • フィンエアー運航便では通常、貨物室にペット2匹を、Norra運航便では貨物室にペット1匹をお預かりできます。ただし、航空機種や目的地の天候により、またはアレルギー体質のお客様の有無により、お預かりするペット数が制限される場合がございます。 
  • フィンエアーまたはNorra以外の航空会社の運航便が航空券に含まれている場合、ペットはお預かりできません。 
  • ヘルシンキ空港では、貨物室で輸送されるペットの乗り継ぎ便への自動的な移送が行われなくなりましたので、ご注意ください。ヘルシンキ発の乗り継ぎ便をご利用のお客様は、ご本人およびペットに関するフィンランドへの入国必要書類を全てお持ちください。空港の到着ロビーでペットをお引き取りいただいた後、空港の出発ロビーにて乗り継ぎ便へのチェックイン手続きを行ってください。

 

フライト予約
  • 動物の輸送を目的とした輸送コンテナをお選びください。輸送コンテナに関するIATA(国際航空運送協会)規則をご確認ください。 
  • ペットが余裕を持って立ち上がったり、横になったり、動き回ったりするのに十分な大きさの輸送コンテナが必要です。チェックインの際に、ペット用キャリーのサイズが小さ過ぎると見なした場合は、ペットの搭乗をお断りしますのでご注意ください。 
  • 体重が40kgを超えるペットは、耐久性のある輸送ボックスで輸送する必要があります。フィンエアーでは、輸送コンテナの販売やレンタルは行っておりません。 
  • 1つのコンテナで、同程度の大きさのペット2匹(成獣)または同じ母親を持つ月齢6か月までのペット3匹を輸送できます。複数のペットを1つのコンテナに入れて輸送する場合、ペット1匹あたりの体重は14kgまでとなります。国によっては、1つの輸送コンテナに複数のペットを輸送することに関して制限が設けられている場合がありますので、ご注意ください。 

ペット用コンテナの最大サイズ(長さx幅x高さ)

輸送コンテナの最大許容寸法は、ご搭乗便の機種によって異なります。ご搭乗便の機種は、フィンエアーの Webサイトで予約時に確認できます。ご予約後は、予約の管理またはフィンエアーのアプリでご確認いただけます。

機種

A330/350

A319/320/321

E90(Norra)

ATR(Norra)

最大サイズ

122x81x89cm

122x81x89cm

101x68x76cm

81x57x53cm

ヨーロッパ便の機種は、ご予約後に変更される場合がありますのでご注意ください。ご不明な点や他にご心配な点がおありでしたら、フィンエアーのカスタマーサービスまでご連絡ください。

  • ペットのケージを積載する貨物室内の区画には空調設備があり、暖房が効いています(常に+10°C以上)。防火安全上の理由により、貨物室に照明はありません。 
  • 飛行中は貨物室に行くことはできませんので、ご注意ください。 
  • 飛行機の貨物室に乗せられて移動するペットは興奮状態になる場合があります。事前にペットをコンテナに慣れさせておくことをお勧めします。ほとんどの動物は通常、暗くなるとリラックスして眠ります。いつも使っているブランケットを輸送コンテナに入れておくと、ペットの不安が和らぎます。 
  • 特に長距離便では、ペット用キャリーに入った犬用の水をご用意ください。コップに入れた水は輸送中こぼれてしまう恐れがあるため、少しずつ飲める犬用の水筒などを使用できるよう調教しておくことをお勧めします。 
  • 飛行中に吐き気を催すペットもいるため、フライトの直前に食べ物を与えることはお勧めできません。IATAは、輸送する動物に鎮静剤や精神安定剤を使用することを推奨していません。 
  • フライトの到着後は、空港の到着ロビーでペットを引き渡します。チェックインの際にお渡しした手荷物の控えを係員にご提示ください。お手伝いが必要な場合は、空港の到着サービスを担当するフィンエアーの地上係員が喜んでお手伝いいたします。 
  • ペットをお連れのご旅行については、オンラインによるチェックイン、空港の自動チェックイン機またはチェックインデスクをご利用いただけます。 
  • オンラインまたは自動チェックイン機をご利用の場合でも、空港のチェックインデスクに立ち寄って搭乗券をお受け取りいただく必要があります。 
  • チェックインデスクにお立ち寄りの際に、ペットの重量を測り、ペットのキャリアまたはボックスがIATA(国際航空運送協会)の要件を満たしていること、また、ペットを収容するのに十分な大きさであることを確認します。また、ペット用パスポート、輸出入/移転許可証、健康証明書、予防接種証明書など、必要なすべての書類も確認します。 
  • チェックインを終え、搭乗券をお受け取りいただいた後、当社スタッフがペットをお預かりしてセキュリティチェックを通過します。 
  • ペットが航空機の貨物室内に必要以上に長時間留まることを避けるため、すべての出発準備が完了し、航空機の離陸準備が整った段階で、ペットを貨物室に移します。 

書類、予防接種および検疫

ペットの輸送に関する規則、必要な書類、予防接種および検疫期間は国によって異なります。フライトのご予約をいただく前に、出発地および目的地の関係機関に前もってお問い合わせいただくようお勧めしています。

猫、犬、フェレットのEU加盟国間の移動については、そのすべてにペット用パスポートの所持が必須となります。ペット用パスポートは獣医からご購入いただけます。フィンランド発着便によるペットの輸送について詳しくは、フィンランド食品局(Finnish Food Authority)のWebサイトをご覧ください。

子犬をお連れの場合は、子犬が生後8週齢以上で、離乳を終え、自力で餌を食べることができる必要があります。

補助犬

補助犬または介助犬(盲導犬や聴導犬など)を同伴してご搭乗いただく場合は、出発時刻の48時間前までにスペシャルアシスタンス用紙に必要事項をご記入の上でお知らせください。詳細につきましては、補助犬を同伴する旅行をご覧ください。

貨物としてのペット輸送

ペットはフィンエアーカーゴを使って貨物として輸送できます。輸送の予約は、運送会社にお問い合わせください。

ペットを貨物として輸送する場合は、ペットを貨物ターミナルに持ち込み、目的地の貨物ターミナルで受け取る必要があります。徴収料金は、ペットのサイズと重量、ペットのコンテナなどによって異なります。

ペットの貨物輸送についての詳細は、Webサイトのフィンエアーカーゴページをご覧ください。

ペットの輸送料金

盲導犬と警備犬を除き、ペットの輸送には料金がかかります。料金は事前にお支払いください。フライトの予約時または予約後に予約の管理からお支払いいただけます。貨物室でお預かりするペットについては、チャットサービスからお支払いリンクを入手できます。

フィンエアー便(フィンエアーが運航しフィンエアーの便名を使用するフライト)を使ったペット輸送料金につきましては、以下の表でご確認ください。 

旅行オプション料金ヨーロッパ内の航空便長距離便*
客室に持ち込むペット1旅程あたり60ユーロ120ユーロ/130ドル
貨物室に積み込めるペットとコンテナの最大合計重量は75kg(フィンエアーの場合)または50kg(Norraの場合) 1フライトあたり120ユーロ600ユーロ/650ドル
貨物扱いのペット1フライトあたり料金の詳細については、Finnair Cargoのウェブサイトを参照してください。 輸送料金につきましては、運送会社にお問い合わせください。 

*中東便を含む

インド出発便の場合は、料金に現地の税金が可算されます。

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