特別食や食物アレルギーへの対応 | フィンエアー

特別食と食物アレルギー

フィンエアーは、すべてのお客様に機内食をお楽しみいただきたいと考えております。そのため、健康状態、食事制限、宗教上、栄養上の要件に適したお食事を、豊富な特別食メニューからお選びいただけるようにしております。

特別食は必ず、出発の24時間前までにお申し付けください。ビジネスクラスをご利用のお客様で、健康上の理由や重度の食物アレルギーにより上記以外の特別なお食事が必要となる場合は、ご出発の72時間前までにカスタマーケアを通じて「その他の特別食(SPML)」をご注文いただけます。

特別食のご注文

特別食は、フライトの24時間前までに「予約の管理」から、あるいは Finnair Plus 会員のお客様の場合は Finnair Plus お客様情報で事前にお選びいただけます。

現在、特別食の新たなメニューづくりに取り組んでおり、2024年1月24日から、以下の通り変更となります。 

2024年1月23日までのメニュー2024年1月24日からのメニュー新たな機内食
その他の特別食(SPML)特別食(SPML)7種類の一般的アレルゲン(グルテン、ナッツ、ピーナッツ、卵、牛乳、魚、甲殻類)を除去したメニュー。機内食は事前に準備され、上記のアレルゲンを含んでおりません。除外されているのは、7種類のアレルゲンのみである点にご注意ください。その他のアレルゲンは含まれている場合がございます。このメニューには、他の組み合わせやバリエーションはございません。 
アジア風ベジタリアン食(AVML)アジア風ベジタリアン食/ベジタリアンヒンズー教徒食(AVML) アジア風ベジタリアン食です。わずかな量の乳製品が含まれています。AVMLは、ベジタリアンヒンズー教徒食をお好みの方にもご利用いただけます。HNML(非ベジタリアンヒンズー教徒食)は、ヒンズー教の教義に従って調理されます。 
ヒンズー教徒食(ヘルシンキ発便のみで提供される完全菜食主義者向け機内食)非ベジタリアンヒンズー教徒食(HNML)ヒンズー教の教義に従って調理されています。ベジタリアン以外の方向けに調理され、インド風にスパイスを効かせています。ラム肉、鶏肉、魚、卵、牛乳、乳製品が含まれている場合があります。牛肉や子牛肉、牛肉を使用したソースやエキスは含まれておりません。ベジタリアンヒンズー教徒食をご希望の場合は、AVMLをお選びください。

長距離便

フィンエアーが運航する長距離便(アジア、北米および中東発着便)では、すべての座席クラス(エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラス)で特別食をご用意しております。特別食が必要なお客様は、事前に特別食オプションからお選びください。機内でお楽しみいただけるよう、事前にご用意いたします。なお、ビジネスクラスは、さらに幅広いオプションからお選びいただけます。

短距離便

短距離便(ヨーロッパ域内)では、ビジネスクラスのみ特別食をご用意しております。

短距離便のエコノミークラスをご利用の場合は、さまざまなニーズに適した内容を取りそろえた機内のお食事と飲み物メニューからご購入いただくことも、フィンエアーのアプリから、あるいはオンラインチェックイン時に、温かいお食事、サラダ、サンドイッチを事前予約することもできます(数に限りがある場合がございます)。

お食事の詳細

上のドロップダウンから1つ選択すると、そのお食事の種類と詳細をご確認いただけます。フィンエアーの努力の有無にかかわらず、当社のフライトではアレルゲンの一切ない食事、客室、環境を保証することはできませんのでご了承ください。

アジア風ベジタリアン食(AVML)

2024年1月23日までのメニュー:

わずかな量の乳製品を使用して味付けしたベジタリアン用機内食です。

2024年1月24日以降のメニュー:

  • 新名称:アジアスタイルのベジタリアン食/ベジタリアンヒンズー教徒食(AVML)
  • アジアスタイルのベジタリアン食です。わずかな量の乳製品が含まれています。AVMLは、ベジタリアンヒンズー教徒食をお好みのお客様にもご利用いただけます。

ヒンズー教徒食(ヘルシンキ発便のみで提供される完全菜食主義者向け機内食)(HNML)

2024年1月23日までのメニュー:

  • ヒンズー教の信仰に基づく食習慣に従って調理しています。食材として牛肉、子牛肉、豚肉、生魚、薫製魚は含みません。ヒンズー教徒食は、ヘルシンキ発便ではベジタリアン料理となります。予めご了承ください。その他の便では、非ベジタリアン料理となります。

2024年1月24日以降のメニュー:

  • 新名称:HNML(非ベジタリアンヒンズー教徒食)
  • ヒンズー教の教義に従って調理されています。ベジタリアン以外の方向けに調理され、インド風にスパイスを効かせています。ラム肉、鶏肉、魚、卵、牛乳、乳製品が含まれている場合があります。一方、使わない食材は、牛肉や子牛肉、牛肉を使用したソースやエキスです。(ベジタリアン用ヒンズー教徒食をご希望の場合は、AVMLをお選びください)

その他の特別食(ビジネスクラス)(SPML)

2024年1月23日までのメニュー:

  • お客様のニーズに合わせ、健康上の理由からご注文いただく特別食です。食べられない食材について、ご注文時に詳しい情報をご提供いただく必要があります。ビジネスクラスでご利用いただけます。カスタマーケアにお問い合わせください。

2024年1月24日以降のメニュー:

  • 新名称:SPML(特別食)
  • 7種類の一般的アレルゲン(グルテン、ナッツ、ピーナッツ、卵、牛乳、魚、甲殻類)を除去したメニュー。機内食は事前に準備され、上記のアレルゲンを含まれておりません。除外されているのは、7種類のアレルゲンのみである点にご注意ください。その他のアレルゲンは含まれている場合がございます。このメニューには、他の組み合わせやバリエーションはございません。

食べ物アレルギー

食べ物アレルギーをお持ちのお客様は、ご搭乗便で特別食をご注文いただけます。フィンエアーでは、海産物、乳製品、卵、グルテンなどアレルギー誘発物質の可能性がある食材を取り除いた各種特別食をご用意しております。

複数または重度のアレルギー体質をお持ちのお客様には、適切なお食事をご提供できない場合がございます。機内持込手荷物の安全規定に従っている限り、機内に食べ物をお持ち込みいただけます。お持ち込みいただいた食品を温めたり、冷蔵したりすることはできません。そのため、保存の利く食品のご利用をお勧めしています。

ご搭乗後に、客室乗務員から、フライトで提供する機内食のアレルギー誘発物質に関する情報をお知らせいたします。機内食のパッケージにもこの情報が記載されている場合があります。ただし、パッケージラベルに記載されたアレルギー誘発物質は、EUの法令に明記されているすべての内容が網羅されていない場合があります。フィンエアーは、世界各地から食材を調達しています。すべての国が同じ食材をアレルギー誘発物質として申告しているわけではありません。

お客様の個人的な食べ物アレルギーについては、カスタマーサービスのスタッフと客室乗務員との間で情報共有ができません。予めご了承ください。そのため、お客様の食べ物アレルギーについてはご搭乗の際に、客室乗務員にお知らせください。

ご希望の場合は、トレイやシートポケット、肘掛け清掃用のティッシュ等をお持ちいただき、前のフライトで残ってしまったナッツなどのアレルギー誘発物質を除去していただくことも可能です。 

ナッツまたはゴマアレルギーのお客様

ビジネスクラスにご搭乗のお客様は、「その他の特別食(SPML)」をお選びいただけます。SPMLは、ピーナッツ、木の実、ゴマに対するアレルギー体質をお持ちのほとんどのお客様に適しています。

エコノミークラスおよびプレミアムエコノミーには、ナッツ類を含まない特別食はご用意しておりません。そのため、機内持込手荷物の安全規定に従っている限り、お客様ご自分で機内にお食事をお持ち込みいただけます。

申し訳ございませんが、フィンエアーは、アレルギー誘発物質が皆無の機内環境を保証することはできません。中には、ピーナッツやピーナッツ製品を含んでいたり、ピーナッツを取り扱う施設で生産されたりした機内食や軽食もございます。また、他のお客様が機内へナッツを持ち込むことは排除できません。

ご要望に応じて、客室乗務員は、お客様の近くにお座りの他のお客様に、ご搭乗中ナッツ類の消費を控えるようお願いしたり、お座席付近でナッツ類を含む軽食の提供を停止したりすることは可能です。ただし、この事情を機内のすべてのお客様にお知らせすることはできません。

重度のアレルギー反応

機内での重度アレルギー反応(アナフィラキシー)の発生はまれですが、重度アレルギーをお持ちのお客様は、航空券のご購入前に、発生リスクおよび制御方法について、医師にご相談いただくことをお勧めしています。

EpiPen、Anapen、Twinject、Jextのようなエピネフリン/アドレナリン自己注射薬を処方されているお客様は、必ず機内持込手荷物に入れ、ご自身でお持ちください。医薬品は梱包して別のバッグに入れ、できれば、処方箋と医師の書簡とともに、元のパッケージに入れておくことをお勧めしています。 

医薬品は、シートポケットやご自分のポケットなど、ご搭乗中いつでも簡単に手が届く場所に置いてください。また、客室乗務員および隣席にお座りのお客様に、ご自身のアレルギーについて、医薬品の置き場所について、また緊急時の対応について予めお伝えください。 

客室乗務員は、応急処置とアナフィラキシー症状に関する基本的訓練を受けておりますが、医療ボランティアに医薬品の投与をお願いする義務を負っており、医療ボランティアがご搭乗のお客様の中に必ずいるとは限りません。一緒に旅行する同伴者がいらっしゃる場合には、同伴者による対応が優先されます。機内備え付けの救急医療キットには、EpiPenまたは類似の自己注射器は含まれておりません。

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