ウィンタースポーツという大きな夢がかなうフィンランド！

冬は、フィンランドの多くで最も長く続く季節。フィンランドのラップランドでは、何と7カ月近くも続きます。ここでは、ずっとやってみたかった冬のアクティビティやスポーツを思う存分楽しめます。

アイススケート

アイススケートを楽しみたいなら、フィンランドは最高の旅先です。ホッケーの試合を見たいという方、長時間アイススケートを楽しみたい方、アイススケートに初挑戦したいという方は、人工スケートリンクから天然の氷が張り詰めた湖上のフィールドやトラックまで、さらにはバルト海でも、アイススケートを楽しむことができます。

ラップランドは一般的にスキーですが、少なくともロヴァニエミではアイススケートは可能です。Kotatievaウィンターパークでは、魅惑的な森の中でアイススケートが楽しめます。夜間実施されるオーロラスケーティングは、オーロラの下で滑走するという生涯に一度の体験になるかもしれません。

アイススケートをかなり経験し、遠距離滑走を楽しみたいという方は、フィンランドのレークランドがお勧めです。クオピオのKallavesi湖では、美しい湖の風景の中で新鮮な冬の空気を楽しみながら、氷が張った12.5kmの湖上ロングコースを滑ることができます。ほかにも、凍結したSaimaa湖などで、ユニークかつ整備の行き届いた長距離スケーティングツアーを体験できます。

アイススケートは、フィンランドの首都、ヘルシンキでも人気のある冬のアクティビティです。市内には多くのスケートリンクがあり、何と凍結したバルト海でもアイススケートが楽しめます！スケート靴をお持ちでない場合は、レンタルが可能かどうかご確認ください。

スノーボードとスキー

数多くアイススケートを楽しめる場所はフィンランド南部ですが、スノーボードやスキーで最高のスポットは、間違いなく北部です。ご自分のボードやスキーをお持ちいただくか、レンタル用品を借りて滑走を楽しみましょう。休憩にホットチョコレートを味わうのはその後にしてくださいね。雪をかぶった木々の間を縫うように滑りながら、本物のウインターワンダーランドを体感してください。

フィンランドでは、一般的にそれほど長い距離のゲレンデはありませんが、初心者・経験者を問わず楽しめる数多くのスキーリゾートがあります。キッティラに近いユッラスにあるのは、フィンランド国内で最長のゲレンデ（3,000m）です。冬のアクティビティを一度に体験してみたい方には、近くのスキーリゾート、レヴィがお勧め。美しいガラス張りのイグルーにも宿泊可能です。

もう少し南東に向かうと、クーサモの近くに、数多くの人が訪れる冬の目的地、ルカがあります。お子様連れの方には、2頭のトナカイ、ロサとルドルフが出迎えてくれる緩やかなゲレンデも用意されています。難コースへのチャレンジに意欲満々な方は、ぜひアルペンスキーに挑戦してみてください！

クロスカントリースキー

フィンランドでは過去数年、伝統がありながらも非常にトレンディーなクロスカントリースキーが、多くの人を魅了しています。コースは全国にありますが、フィンランド北部にあるのが最長のコース。スキーを履いて汗をかく準備ができたら、さあ出発。のんびりと周囲の風景を楽しみましょう。途中には居心地のよいカフェもあります。

最北端のイヴァロにあるイナリ・サーリセルカは、クロスカントリースキーヤーの楽園として知られています。ここでは、距離の異なるコースを最高のコンディションで楽しめます。初めてこのスポーツに挑戦される方は、プロのスキーインストラクターを予約すれば、安全かつ手軽に始めることができます。滑った後は、必ずフィンランド式サウナで身体を温めましょう。

クロスカントリースキー場はほかに、キッティラ近くのユッラスやレヴィ、ロヴァニエミ近くのピュハ-ルオスト、クーサモ近くのルカ、少し南下してヨエンスー近くにはコリがあります。

そり滑りその他の冬のアクティビティ

冬のお子様向けアクティビティなら、きっとそり滑りでしょう。ロヴァニエミ市では、お子様がそり滑りをしたい時や、食料品を引いて持ち帰る際に役立つよう、100機のソリが用意されています。レヴィでは、子供たちはレヴィの中心にあるチルドレンズランドで遊べます。フィンランド最長のそりの丘はサーリセルカにあり、この丘を滑り降りれば、大人もきっとワクワクすること間違いなしです。

そのほかに楽しめるフィンランドのアクティビティには、スノーシューやスノーモービル、アイススイミングがあります。冬を愛する人々の聖地、フィンランドのラップランドは、誰もが心から楽しめる旅先です！