ヘルシンキの建築:街を特徴づける7つの建物 | フィンエアー
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ヘルシンキの建築:街を特徴づける7つのデザイン

新古典主義様式のシンメトリーなデザインからアールヌーボーの魅力、コンテンポラリーなエレガンスまで、フィンエアーの本拠地であるフィンランドの首都ヘルシンキには建築ファン必見の建物が数多くあります。ヘルシンキでおすすめの7選をご紹介します。

ヘルシンキ中央駅:フィンランド独立を記念した建造物

中央駅は、ヘルシンキの建築ツアーを始めるのに絶好の場所です。空港からの列車はすべて、わずか30分でここに到着します。

フィンランド独立後まもなく、1919年に完成したこの駅は民族的ロマン様式建築の代表的な存在です。花こう岩のファサードには、フィンランドの民間伝承のモチーフや象徴的な要素が刻まれています。正面玄関を守護するのは、花こう岩から彫り出された4体の石像「ランタンを持つ男たち(Lyhdynkantajat)」で、1914年にエミル・ウィックストロームによって制作されました。

この駅は、フィンランドの有名な建築家、エリエル・サーリネンによって設計されました。息子のエーロ・サーリネンは、建築家一族の伝統を受け継ぎ、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港のTWAフライトセンター、ワシントン・ダレス国際空港のメインターミナルのデザインを手掛けました。

ヘルシンキ大聖堂:カール・ルードヴィッヒ・エンゲルによる新古典主義様式のランドマーク

元老院広場の上方にそびえ立つこの大聖堂は、1852年に完成した新古典主義の傑作です。壮麗な円柱、高い天井、対称的な構成が、ギリシャとローマの古典建築の精神を思わせます。白を基調とした外観は、風雨にさらされ独特の緑に変化した銅製のドームが特徴的です。

首相官邸フィンランド国立図書館をなど、大聖堂とその周辺の多くの建物は、多くの設計を手がけた、ドイツの建築家カール・ルートヴィッヒ・エンゲルによって設計されました。30年以上にわたってロシア帝国宮廷務に仕えたエンゲルは、新古典主義のヘルシンキを基礎から作り上げました。

フビラカトゥ:アールヌーボーをフルカラーで実現

エイラ地区とウランリンナ地区は、アールヌーボー建築がお好きな方には必見です。交差点には、市内で最も美しい通りがあります。フビラカトゥ。地元でユーゲントと呼ばれるスタイルのカラフルな家が軒を連ねています。青、緑、オレンジ、ピンク、黄に塗られたフビラカトゥは、ヨーロッパのベル・エポックの明るいショーケースです。

家々の周りの小道を散策したら、エイラ地区に向かい、ヘルシンキで最も美しいアールヌーボー様式の美しい建物が並ぶ住宅地を見学しましょう。

テンペリアウキオ教会:硬い岩をくりぬいて造られた礼拝堂

1969年に完成した、ティモ&トゥオモ・スオマライネン兄弟が設計した「岩の教会」は、建築とエンジニアリングの傑出した建築物です。この教会はヘルシンキが位置する花こう岩の岩盤をくりぬいた中に造られています。

教会の内壁は、くりぬいた岩盤がそのまま使われています。屋根は壮大な銅製のドームで覆われています。これらの要素が重なって、優れた音響効果が得られるため、テンペリアウキオ教会は音楽パフォーマンスの会場として人気があります。 

この教会は、ヘルシンキでも有数の観光スポットです。トーロ地区にあり、市中心部から徒歩圏内です。

国会議事堂:フィンランドの民主主義のクラシックな象徴

建築家ヨハン・シグフリド・シレンが設計し、1931年に完成したフィンランドの国会議事堂には、古典主義建築の壮大さすべてが凝縮されています。 

広い花こう岩の階段は、花こう岩でできた14本のコリント式の柱の立つ正面ファサードにつながり、メインエントランスの両側に7つの柱が対称的に配置されています。国会議事堂自体は、半円状のデザインで、優れた音響と視界を実現しています。複雑な木工や装飾のモチーフは、民主主義とフィンランドの歴史のテーマを描いています。

この建物は一般公開されており、本会議の見学や45分間の無料ガイドツアーへの参加が可能です。

オーディ・ヘルシンキ中央図書館:近代建築、時代を超えた機能

国会議事堂の階段からは、ヘルシンキのカンサライストリ市民広場の背後にあるオーディの波打つような曲線の木造ファサードが見えます。ALA Architectsが設計したこの中央図書館は、2018年末に開館しました。

オーディはただの図書館ではなく、出会いの場であり、文化の中心地でもあります。劇場、レコーディングスタジオ、屋上テラス、お子様用エリアなどの施設があります。ガラスを多用しているため、オーディのインテリア空間に自然光が差し込み、3階建ての空間全体に開放感をもたらしています。

アルヴァ・アアルトの機能主義建築

アルヴァ・アアルトに触れずにフィンランドの建築を語ることはできません。同氏は建築家としてだけでなく、フィンランド国内および海外のシティプランナーや家具デザイナーとして、多岐に渡る豊かなキャリアを築きました。

ヘルシンキでは、アアルトの最高の作品に触れることができます。最も興味深い建築物のひとつが、1959年から62年にかけて建設された旧ストラ・エンソ本社です。これは、ウスペンスキー大聖堂とフィンランド大統領官邸の近く、カタヤノッカの海辺にある市場広場の隣に建っています。

白く輝くモダンな正方形のオフィスビルは、多くの非難を浴びてきました。周囲に低層の赤レンガ倉庫が並ぶなか、この建物はひと際目立ちます。「フィンランドで一番嫌われている建物」とも言われてきました。

この他、ヘルシンキにあるアアルトの傑作としては、白い大理石のインテリアを備えたアカデミア書店(住所:Pohjoisesplanadi 39)や、海沿いのトーロンラフティ公園にあるフィンランディアホールなどがあります。


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