フィンランドののどかな海辺の街
ポルヴォー

フィンランドの群島の自然の美しさは、アーティスト、有名人、世界を股にかける旅行ブロガーにインスピレーションを与えています。

 

文:カティヤ・パンザー
写真:カティヤ・パンザー、フェリペ・トファーニ、マルセラ・ファエ

ヘルシンキから約50km離れた人気の観光地、歴史ある中世の街ポルヴォー。この街から少し離れたところに、フィンランド湾に浮かぶペッリンゲ諸島があります。ポルヴォーの街ほど知名度は高くないものの、思わず写真を撮りたくなる光景にたくさん出会える風光明媚な場所です。

ムーミンの生みの親として知られるスウェーデン系フィンランド人のアーティスト兼作家のトーヴェ・ヤンソン(1914~2001年)は、何度もこの島で夏を過ごしていました。

イギリスでテレビの旅行番組の司会を務めるコメディアンのグリフ・リース・ジョーンズもフィンランドのこの島に完全に心を奪われた1人です。彼は「今まで訪れた中で最も素晴らしい場所の1つ」だと前置きした上で、「フィンランド以外の人にはその存在すら知られていないようですが、手付かずの自然が残っている点を私はとにかく気に入っています」と『テレグラフ』紙に語っています。

旅行ブロガー、フェリペ・トファーニとマルセラ・ファエのセルフィー

異文化体験

ベルリン在住のブラジル人ブロガー、マルセラ・ファエとフェリペ・トファーニが、#TravelHousePorvooの一環でペッリンゲ諸島を初めて訪れたのは2014年9月のことでした。

プロカメラマンである妻マルセラ・ファエと共にFotostrasseトラベルブログを運営するアートディレクターのトファーニは「実際に訪れるまで、フィンランドは寒さが厳しく雪に覆われた国だと思っていましたが、

実際にポルヴォーに行ってみたら、その考えが変わりました。島だけではなく、海の色、奇岩、松の木、どれもが美しい。想像とは違う素晴らしい風景が広がっていました」と言います。

もう1つ驚いたことは、フィンランドに根付く「jokamiehenoikeus」(1人1人の権利)という制度だそうです。これは、公有地、私有地かを問わず、フィンランド中の土地に娯楽目的で立ち入ることをすべての人に認めるものです。

「Äggskärのような島が一般に開放されていて、公園のように利用できるとは思ってもいませんでした。ブラジルだったらこのような島はお金持ちの私有地で、部外者は立ち入り禁止です。フィンランドではまったく違うので感心しています」とトファーニはコメントしています。

Äggskär島には誰でも立ち入ることができます。

漁師のマルティン・ティルマンが営む現地の旅行会社などでは、Äggskär島へのボートツアーを申し込めます。このツアーには温かいランチ(作りたてのサーモンスープ)が付いています。場合によっては、ティルマンが所有する島の家をゲストに開放することもあります。そこにはプライベートレストラン、サウナ、スイミングドックが揃っており、大人数のグループの宿泊にも対応できます。

トファーニはティルマンの桟橋沖でダイビングをしたときに自分の水中カメラをなくしてしまいましたが、2週間後に地元のダイビングクラブが海底でカメラを拾ってくれたき、トファーニは地元の有名人のようになりました。

でも、トファーニにとって何よりも印象に残ったのは自然だそうです。

「私はブラジルのベロオリゾンテの出身です。周囲には山がありましたし、何度もビーチを訪れましたが、こことは全く違いました。かつて目にしたことがない、岩、海、松の木が織りなす風景をとても気に入っています」とトファーニは言っています。

Fotostrasseのブロガーの3つのおすすめ

1. 1380年代の石畳の道が残るポルヴォー旧市街の散策

2. シコサアリ国立公園へのサイクリング

3. 美しい島の観光


この記事は、フィンエアーの月刊機内誌「Blue Wings」の2015年夏号に初めて掲載されました。

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